[氏名] 有野 航太

[所属(学群・学類、研究科名)] 人文・文化学群 比較文化学類

[派遣先(国・都市)]カザフスタン・アルマトイ

[派遣期間] 平成30年2月(4週間)

 

①研修に参加した目的を教えてください。

まず、テュルク系の民族への興味が一番の動機です。特にロシア連邦の南東部のトゥヴァという地域および当地に居住するトゥヴァ人に興味を持っていますが、今回の研修地であるカザフスタンに居住するカザフ人とは共通点がいくつかあります。同じテュルク系の言語を話すこと、歴史的な経緯から今でもロシアの影響を強く受けている点などです。

次に、ロシア語の能力向上も重要な動機です。テュルク系、とりわけシベリアに関心のある身としてはロシア語力を向上させなければならないと常々感じています。そこでロシア語圏に実際に滞在するという経験は語学力のみならずモチベーションの向上につながると考えました。

 

②研修で一番印象に残っていること/場所を教えてください。

準備学部の講義です。準備学部には20個のクラスがありますが、私は最も難易度の高いと評されているクラスに入ることとなりました。他のクラスでは英語による補助もあったとのことですが、私のクラスは全ての講義がロシア語で行われました。講義中はもちろん、予習・復習も怠らず行わないと講義についていけないため、平日の放課後は食事と買い出し以外ロシア語の学習に費やした日も少なくありません。ロシア語の能力向上はもちろんですが、高いロシア語能力を持った学生とロシア語を学習できたことは良い刺激となりました。

 

③研修を通してどのようなことを学んだか教えてください。

カザフスタン研修に参加した目的については、概ね達成できたものと自己評価しています。カザフ人というテュルク系の民族に関する興味がより深くなり、ロシア語に対する意欲も向上しました。さらに当初の目的を越えて、様々な成果を上げることができました。たとえば、カザフスタンという多民族・多言語国家のリアルを体感しました。カザフ語とロシア語の2言語が日常的に飛び交い、ロシア語で話しかけてカザフ語で返すという一見成立しえない会話でさえもごく当たり前のように成立する環境は、日本とは全く異なっており今でも強く印象に残っております。

結論を述べますと、カザフスタンという国の現状と自らのロシア語・テュルクに対する姿勢を俯瞰できたという点がこの研修最大の成果であったと考えております。

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