[所属]医学群医学類3年

[派遣先大学(国・都市)] ロシア(モスクワ、ノボシビルスク)

[派遣期間]2018年3月11日〜2018年3月21日

① 研修に参加した目的を教えてください。

ロシアの医学教育や医療機関が日本とどのように異なるのか視察を通じて知り、日本の医療について客観的に考えることを目的としてこの研修に応募しました。また、ロシアに対してなんとなく物騒なイメージを持っていましたが、実際にはどのような国なのか知ることも目的の一つでした。

② 研修で一番印象に残っていること/場所を教えてください。

ロシアと日本とでは歴史的、政治的な背景が大きく異なることは明白ですが、これが医療にも影響していることが印象に残りました。例えば、ロシアの多くの大学では医学部から独立して小児学部という小児医学専門の学部が存在します。現地の学生には伝統だから理由はわからないと言われてしまいましたが、ソビエト連邦時代の政策の名残なのではないかと推測できました。また、ロシアの病院では日本の一般的な病院のように臓器別に病棟やフロアを分けるのではなく、外科、小児というように治療の種類や患者の属性によって分類しているようでした。日本の大学では臓器別に医学教育が行われ、それに即した形で診療科が病棟を持っていることと同じことだと考えると違和感は無いように思われましたが、とても興味深かったです。

③ 研修を通してどのようなことを学んだか教えてください。

ロシアと日本の医療の相違点について考える際、ロシアの医療を形作った歴史や政治体制についても目を向ける必要があることに気付かされました。研修前はあまり深く考えていなかった点です。小児学部の件のように、自分の常識は他国でも常識であるとは限らないことを実感しました。日本とは大きく異なる歴史的、政治的背景を持つ国を訪問したからこそ、学べたことなのではないかと思います。また、食事、バレエ観劇といった文化的な体験や現地の学生との交流を通じてロシアへの印象が大きく変わりました。

 

医療視察写真1

 

モスクワにて、現地の学生とスケートをした学生もいました。陸上トラック一周分はありそうな、屋外のとても広いリンクでした。

 

 

 

 

医療視察写真2

 

ノボシビルスク国立医科大学のシミュレーションセンターで、内視鏡のシミュレーションを体験している様子です。ロシアの医学生は日本の医学生よりもシミュレーターに触れる機会が多いようです。

 

 

 

医療視察写真3

 

つくば研究学園都市のモデルとなった、アカデムゴロドクというノボシビルスクのはずれにある研究都市も視察しました。筑波大学の近くで見たことがあるような眺めの通りもありました。

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