[氏名]石川 織羽

[所属(学群・学類、研究科名)]人文・文化学群 人文学類

[派遣先(国・都市)] ロシア・モスクワ

[派遣期間] 2019年2月

 

① 研修に参加した目的を教えてください。

モスクワでの生活や、モスクワ市立教育大学での授業を通して自身のロシア語能力、特に会話・聴解を向上させることである。いくら大学で勉強していようとロシア語に触れる機会には限度があるため、周りの人々がみなロシア語を話すという環境に身を置いて運用能力を少しでも向上させたいと思った。また、ТРКИの受験で自分のロシア語能力を客観的に分析し、これからの学習の指針とできたらいいと考えた。

 

 ② 研修で一番印象に残っていること/場所を教えてください。

モスクワ市立教育大学外国語学部日本語学科の教員・学生との交流である。いくつか授業を見学することができ、ロシアにおける日本語教育の在り方を垣間見ることができた。自分自身も筑波大学でロシア語の授業を多く受けているため、それと比較するという観点で見学することができた。特に、1年生の授業に興味を持った。8人程度のクラスで、先生は基本的に日本語で話しているが、たまに学生の理解が足りないと感じられたときはロシア語も使用する。学生はペアワークのような感じで日本語のダイアログを作成・暗記し、みんなの前で発表していた。この授業を見て、ロシアの言語教育は日本と比較して非常にコミュニカティブであり、文法をインプットすることよりも、発話や作文としてアウトプットすることに重きが置かれていると感じた。ほかにも、発音の授業では、早口言葉を言ったり、日本の歌を歌ったりした。また、日本語学科の学生たちと歓談する時間もあった。やはり上級生は学習歴が長く、日本語の習熟度も高かったが、1年生も多く、ロシア語と日本語を混ぜて会話するような場面も多かった。ここで、自分のロシア語能力、特に語彙力の不足を再認識させられた。しかし、話を理解しようとし一生懸命伝えようとする姿勢の大切さを理解することができた。まだコミュニケーションが十分だったとは言えなかったが、とても有意義な時間だった。

 

③ 研修を通してどのようなことを学んだか教えてください。

研修では非常に有意義な時間を過ごした。研修後半では、締めくくりともいえるТРКИの受験があった。あまり芳しいとは言えない結果だったかもしれない。しかし、日本で1年間頑張ってきた読解や作文では確かな手ごたえを感じることができた。また、会話でも、少しの授業を受けただけではあったが、日本で勉強していただけではできなかったであろう受け答えをすることができたと感じている。この研修でできなくて悔しい思いをしたこと、手ごたえを感じたこと、どちらもあるので、これからもそのことを忘れずに頑張ってロシア語を学習していきたい。

 

モスクワ市立大学の学生たちと

校舎の前で

 

 

 

 

 

モスクワ市立教育大学の学生たちと     モスクワ市立教育大学の校舎の前で

 

 

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