カザンへ来てからようやく1か月が経ちました。世界水泳などで話題に上ることが多くなってきた(?)タタールスタン共和国首都カザンの街の様子など、気になっている人達へ伝えられたらな、と思います。

まず良かったところ

物価が日本に比べて安い…全体的に物価は日本に比べると低く、生活費で苦労することがあまりありません。特に日用雑貨が安い傾向にあります。ファストフードも日本でおなじみのものが多く、日本に比べると値段が少し安く量が多かったりします。公共交通機関は日本とは異なり乗車時に支払い、距離に関係なく一定で、運賃もたった20ルーブルと非常に安いです。ちなみにラッシュ時は日本と同じくらい混み合います。カザンの地下鉄はモスクワやサンクトペテルブルクと違い地下深くまでエスカレータで降りることはありません。

大型の商業施設が多い…ロシアというと物が少なく日々の生活に苦労するイメージがいまだ根強いようですが、カザンは大都市というのもあって複合型商業施設が多く存在します。スーパーも品揃えが豊富なところが多く、日用品から食品まで大抵のものは手に入ります。日本食人気もあってか日本的な調味料などもいくらか手に入ります。

日本食料理店が多い…非常に多いです。多くはロール寿司ですが、全体的に美味しいと感じました。中にはハイクオリティな日本食(かつ丼や炊き込みご飯、吸い物まで)料理屋も存在し、母国の味が恋しくなったときに駆け込めます。

部屋の中が暖かい!…都市で一括して温水を各建物流す集中暖房方式を行っているらしく、部屋の中は1日中ぽかぽかしていて非常に快適です。すでに日本の真冬並みの寒さですが、特に朝などは布団から脱出できない、ということもなく、体も温まっているので外に出てもあまり寒さを意識しません(ただし、部屋は乾燥しがちです)。

次に困ったところ

信号、横断歩道が少ない!…信号、横断歩道が少なく、通りの反対側に行くのにも遠回りをする必要があることが多いです。幸いドライバーは歩行者が渡ろうとしているのを見ると止まってくれます(東部の都市では止まってくれなかったりするそうです…)。交差点では複数台の車が一度に曲がってくることが多いので渡る際は気を付けましょう。

仕事・手続きが遅い…ロシア・ソ連といえばお馴染みの問題点です。よくサボったりだらけているために仕事が遅いというように言われますが、実際は手続きが煩雑だったり非効率なため待ち時間が多く遅く感じることが多いです。例えばスーパーのレジではレジがかりの人が自ら袋に商品を詰めていきます。仕事は丁寧なのですが、時間がかかるのでその分後ろが詰まってしまいます。また手続きなどもあちこちを行ったり来たり、ひたすら待ったり、ハンコを色々押してもらったりと非効率さを感じてしまいます。担当者不在で待たされた挙句、別の日に出直し、ということもよくあります。

野良犬が多い…野良犬が多いです。街の中心部でもたまに見かけます。カザンでも狂犬病持ちの犬も発見されているそうで、犬にかまれることもよくあるそうです。その分病院では狂犬病ワクチンが常備されているので万一噛まれても一応安心です(私自身渡航2日目にして犬に追いかけられて転倒・怪我。噛み傷自体はなかったようですが今後の予防も兼ねてワクチンを打ちました。値段は安いようです)。ちなみに猫はあまりいません。

食事の問題…これは完全に個人の好みによることなのですが、ロシアの食堂で出されるメニューは油っこかったり塩気が濃いものが多いです。また他の都市でも感じたことですが、牛肉は焼いて食べるのに全く適していません。オーストラリアや南アメリカからの輸入物も売っていますが値段はかなり高めです。鶏肉も日本と比べるとパサついたものが多いですが、豚肉は日本とあまり変わらない印象を受けました。また制裁の影響もあり、生野菜は種類が少ないです。個人的には食の問題が一番堪えます…

その他気付いた点など

バイク、自転車は全く見かけません。自転車はごくたまに見かける程度です。自転車についてはあまり道が整備されていないこと、車や公共交通機関で済んでしまうところが大きいようです。バイクの理由は定かではないですが、車の運転が荒過ぎて街中の道路は走れないのでは、との意見がありました。

来てみて以外だったのは高い建物が少ないところでした。街の中心部もあまり高い建物は存在しなく、サンクトペテルブルクに近いものを感じます。

治安についてもかなり安全だなと感じました。夜遅くはさすがに出歩くのを避けているのでなんとも言えませんが、基本的に出歩いていて危険を感じる場面というのは非常に少ないです。満員のバスの中でもスリのような怪しい動きは見かけませんでした(もちろんポケットには財布を入れないなど十分に警戒はしています)。

ファッションについて、男女共にニット帽をかぶっている人が多いです。また男性は基本的にマフラーをつけないようです(私は普段からつけていましたが特に変な目で見られたことはないので男性が付けても問題はなさそう?)。また日本ではリュックタイプや手提げかばんが多いようですが、カザンは男女共に肩掛けタイプのカバンが多いようです。

これからさらに寒くなっていくとまた着るものに変化がでてくるかもしれないのでその都度書き留めていきたいと思います。

これからはカザンのおいしいお店や食べ物、出かける機会があれば観光スポットなども紹介していきたいと思います。

このレポートが、留学を考えている人はもちろん、旅行しようか検討している人にも参考になると嬉しいです。

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