Здравствуйте!
 こんにちは。人間学群教育学類の増田康介です。
モスクワは3月ということでだいぶ気温も高くな…ったかと思えば急激に冷え込み例年3月に観測される積雪量の70%もの雪が1日にして積もるという何とも不安定な天候です。同じ寮に住む東北出身の友人は「春のにおいがする!」と喜んでいましたが、関東であまり雪を見てこなかった自分としてはまだまだ冬を感じています。ただその中にあっても、3月8日は「国際婦人デー」ということで、女性が花をもって地下鉄やバスにいる場面に多く出くわします。そうしたところから、モスクワらしい、ロシアらしい春の季節感を感じ取ることもできます。
さて今月は、2月後半から3月にかけて行われましたGe-NISプログラムによる海外研修についてここに掲載しようと思います。Ge-NISでは、昨年3月にロシア、カザフスタンなどの中央アジア諸国、バルト三国などの国と地域で行う海外研修が実施されました。私はこのバルト三国への研修に参加し、その後このGe-NISのプログラム生としてロシア・モスクワに留学をしています。昨年の3月の研修が、自身にとって重要な意味を持つものであり、そしてその後1年がたった今回の研修では、その後の時の経過と自身の経験をひしひしと感じさせるものでありました。ですので、ここでは研修の全体像よりも、2つの研修とその間にあった自身の変化や思ったことについて中心にまとめていきたいと思います。
まず、昨年と今回の大きな違いは、研修の際に案内される側からする側になったということです。わずかながら、モスクワでの研修では、研修先の機関への移動に加え、現在所属しているモスクワ市立教育大学の学生たちと話し合いながら、モスクワの街を案内する機会もあり、これは留学をすることでその街の生活に慣れたことによる1つの成果でした。また同大学で行われたラウンドテーブルでは、事前に双方の発表者と連絡を取り、直接会って話し合いするなど、発表の内容や進行をある程度双方の学生主体で共有できたのではないかと思われます。反省点はいくつか残るものの、Ge-NISで現地に滞在しているプログラム生としての自分が、こうした交流の機会に同プログラムの学生や現地の学生とのネットワーク作りを促進し、小さい枠の中ではありますが両国の橋渡し役になれることは何より貴重な経験となりました。

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【ラウンドテーブル後、交流会での写真】

また、ロシア語を学ぶことで、研修の際にわずかではありますが通訳をする場面もあり、また自分の意志や考えをロシアの学生に理解してもらいたいときや、何かを相談・提案する際にもロシア語を学んでいる成果を出せたことは昨年との大きな変化なのではないかと思われます。また同時に、今回の研修を通じてより正確に、より幅広い領域をカバーする必要性を痛感しました。例えば、サンクトペテルブルクでの研修では、有名なエルミタージュという美術館に見学に行きました。そこでは、現地の日本センターに勤務をしているアリョーナさんが、とても詳しく、また興味深い美術品について解説をしてくれました。このエルミタージュの中には、非常に幅広い歴史的背景を持つ美術品が数多く存在しています。例えばヨーロッパ宗教画の場合は、聖書で語られる物語をもとに描かれたものが多くあり、正しく理解をするためには聖書やその中の物語や人物、美術品の描かれた背景などを基本的な知識としておさえる必要があります。さらにそうした知識を得る際に媒体として使う言葉に、どういったものが頻繁に使われているか、どういう言葉の使いまわしをしているかに精通することで、より語学力を上げることにも繋がるのではないでしょうか。あらゆる場面であらゆる知識を積み、言語の力をより伸ばす必要性を痛感しました。

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【サンクトペテルブルク・エルミタージュ美術館】

1年間の留学生活のうち今回の研修は、半分が過ぎたこの時期に、自身を振り返り、これまでの留学の成果を感じるとともに、これからの課題や方向性を見定める良い契機になりました。またその積み重ねをここに記していこうと思います。

До свидания !

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