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こんにちは。人間学群教育学類の増田康介です。モスクワはいよいよ4月になり、15度近くまで日中に気温が上がるようになりました。ですが実は先日雪が降り、冬が再来したような景色になりました。

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【モスクワ郊外にて】

雪が積もったので雪だるまも作れます。4月にです。このように急激に気温が変化するのがこの時期の気候の特徴です。体調を崩す人がこの時期多く、4月なのにさながら地下鉄の中は日本の2月のようです。今回は4月が到来したのでそれに関連し、モスクワの春について報告しようと思います。

まず、ロシアには春の訪れを祝うお祭りがあります。それはマースレニッツァというものです。マースレニッツァが開催されるのは、ロシア正教の行事である復活祭の46日前です。この復活祭の日によって、マースレニッツァの日は変化しますが、おおむね2月下旬から3月上旬にかけて行われます。

マースレニッツァを象徴するいくつかのものがありますが、例えばこの祭日に食べる食べ物として、ブリヌイというものがあります。見た目は丸くて薄いホットケーキのようなもので、この形がいわゆる太陽を象徴しています。この自然崇拝のスラブ信仰がのちにロシア正教と合わさり、今でもこの行事中に食べられているそうです。

またマースレニッツァでは冬の象徴である「モレーナ」というかかしを燃やす習慣があります。冬を燃やしてお別れするという象徴的な行事です。

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【ブリヌイ】

以前ロシアの友人から教わり作りました。作り方は料理が苦手な人でも分かりやすいです

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【かかし】

ただこれは「モレーナ」ではなく、中にはクマのかかしがいます。周りの木を燃やし、中のクマのかかしを露わにするのもマースレニッツァの行事の1つです。

このように、春の訪れをお祝いするお祭りがありますが、気温は3月上旬でも5度前後、あまり春のような感覚はありません。SNSの様々な投稿やニュースなどを見ていると、モスクワでは太陽が出て気温が15度近くまで上昇した4月上旬頃、本格的な春の訪れを実感するようです。実感としてですが、やはり12月頃からそれまで変わらず寒い天気が続くだけあり、春の訪れは非常に特別な気持ちで迎えます。日本で春といえば桜と花見がありますが、ロシアの春の迎え方は、宗教行事として、また気候で深く実感するものであると思われます。

「春眠暁を覚えず」ということわざがありますが、動物も春の訪れを感じ取っているようです。モスクワにある動物園を訪れた際には、活発な動物もいる一方でこのような動物もいました。

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【シロクマ】

気温が低い時に活発な分、春はシロクマにとってはまさに1日中眠気が漂う気候なのだろうと思われます。実際に授業に来る留学生も、自分も含め授業中に若干眠そうにしています。

モスクワに来て初めて迎える春は、日本とは全く異なるものです。ですがロシアの人がよく行う休日の楽しみである散歩は、この時期からとても楽しいものになります。自分もここで、そういった春の訪れの楽しみを謳歌したいと思います。

それではまた来月、お会いしましょう。

До свидания !

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