Здравствуйте!

こんにちは。人間学群教育学類の増田康介です。5月ということで、ロシアの後半の学期の終わりが近づいてきました(ロシアの後半の学期は通常6月に終わる)。天候はと言いますと、気温は20度前後、昼間は上着が必要ないほどの温かさです。緑が増え、花が咲き、冬とは全く違った彩り豊かな景観を楽しむことが出来ます。春の訪れは、長い冬を越えたことで一層特別なものになっています。

img5

【学生寮の近くの風景】

さて、先日私は、ロシア語の代表的な試験の1つでありますТест по Русскому языку Как Иностранному(頭文字を取って、通称テーエルカーイー)を受験してまいりました。結果はまだ知りませんが、合格を祈りつつレポートを書いております。このテストはいわゆる「外国人のためのロシア語試験」です。ロシア語を学ぶ外国人が、自身の習得レベルを見るために、またより実践的にロシアの大学・大学院に入学したり、ロシア語を話す職場に就いたりすることのために用いられる試験です。レベルは主に、入門・基礎・第1・第2・第3・第4という順番で、第4レベルが一番難易度の高い試験です。今回私が受験したのは第1レベルですが、これは主に日常会話の中でコミュニケーションを取れるレベルと言われています。現在の目標は、今年中に、出来ればロシアで第2レベルに合格することですが、このレベルはさらに高いレベルでのコミュニケーション能力、ロシア語を使いこなす力が求められており、個人的には大きなチャレンジです。
さて、これを読まれている皆さんは「試験」と聞くとどんなものを想像しますでしょうか?大学入試、1年に1度、冬の寒空の下の大勝負。キャンパス内の大教室で1つ間を空けてたくさんの学生が座り、一斉に試験を始め、試験中は怪しい人がいないか試験監督が机間巡視、わずかな時間制限の中で膨大な難題と向き合う…大学生の私としては、一番新しい記憶としてこういった試験の光景を思い出します。正直言って二度と繰り返したくはありません(笑)。ロシア・モスクワでのテーエルカーイーは、そのイメージとは全く異なります。今から、受験した際の出来事について話していこうと思います。
まず、この試験は平日であればいつでも受けることが出来ます。さらに科目の中で2科目までなら、不合格でも再受験をすることも出来ます。予約はインターネットもしくは電話で申し込みをし、その後は実際の試験会場に向かい、受験料の支払いを済ませて試験に臨みます。
場所はモスクワ大学のロシア語センターで、中に入ると教室に案内されました。当日の受験者は私含めたったの2人。外国人が受験すること、いつでも受験することが出来ることが理由で、受験者はこのようにとても少ないです。教室の好きな席に座り、さっそく問題が配られ、問題を解き始めました。順番に文法の問題を解いていると、解答用紙の異変に気付きました。問題番号の順番がバラバラなのです。1~34番まで順番に並んでいるかと思いきや、その次が突然124番になり、裏のページの中盤から35番が続き…といったように、解答欄がバラバラに設定されていて、気づいていなければ確実に不合格になるところでした。その後事前に調べた時間をもとに計りながらすべて解き、見直しも終わり残り時間とにらめっこしていると試験監督の人が一言。
「もう終わった?」
はい、と答えるとすぐさま問題と解答用紙を回収し、次の試験用紙を渡し一言。
「はい、これ解いて。」
そしてその後も解き終わればすぐ回収、また次の試験へといった具合に、あっという間に最終試験のスピーキングへ。話の中身も、課題こそ出されましたがどんどん話が脱線していく始末…。つけ加えると、試験監督の方、頻繁に受験者を残したまま教室を出て行き、10分弱戻らなかったこともたびたびありました。私と受験したもう1人の受験生は、どうやら書くことがとても苦手らしく、ライティングでかなり長い時間を使っていましたが、終わるまで試験監督の方は待っていました。さらにその試験後も解答を見るや否やすぐさまその受験生に間違いを直させていました(笑)
こんなもので本当に良いのかとも思いつつ、2日に分けて受験するはずだった試験を1日、ものの4時間足らずで終わらせて帰りました。
1つの試験、しかも外国人用のロシア語試験ではありますが、こうしたところにも日本との大きな違いを感じ、驚きはしたもののいらいらするどころか非常に面白さを感じました。
早いもので留学生活ももう残り4か月。学期はもうすぐ終わり、その後は夏休みです。Ge-NISプログラム生としてやるべきことはありますが、それも含め、残りの生活、モスクワ、海外での春・夏の生活を楽しもうと思います。それではまた来月お会いしましょう!

До свидания !

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on VKPrint this page