こんにちは、北村です。今月の目標は「五月病を乗り切ろう」です。5月、暑いです。平均気温が20度を超すようになり、日差しは特に暑く感じます。春を通り越して一気に夏が来たイメージです。そういやモスクワでも桜、咲きましたよ!

 

さておき。今回のテーマはサンクトペテルブルク。偶然、同時期にあちらに留学しているプログラム生がいないので、ペテルブルクについて一回ぐらい書いてしまおうと思います。

というのも、僕自身がロシアの留学先を決めるとき、モスクワかペテルブルクかで迷いました。双方メリットとデメリットがあり、いろいろ考えた結果モスクワにしたのです。その代わりに自分に課した使命の一つが、「留学中にできる限りペテルブルクに足を運ぶ」ことです。

 

有言実行できているとは思います。思い返すと留学に来てから、いろいろと用がありペテルブルクには既に5回行っていました。モスクワ留学した学生で、ここまで行った学生は後にも先にもいないだろうと思います。

ここまで足を運べる理由の一つは、ロシア鉄道の利便性でしょうか。モスクワ~ペテルブルク間の交通手段はいくつかあるのですが、やはり列車が一番良いと思います。急ぎたい方は特急のサプサン号で、のんびり列車の旅を楽しみたい方は夜行列車で、多くのニーズに対応してくれます。値段も今の1ルーブル1.7円というレートのおかげでそこまで高くなく、片道5000円せずに行くことが容易に可能です。日本で東京から京都まで列車で行こうものなら、片道12000円くらいかかるのですから、いかに今の状況が恵まれているか実感されます。

列車のチケットについて補足すると、チケットは駅の窓口か自動券売機で買うことができます。「ロシア語ができないとチケットが買えない」と以前は言われていましたが、自動券売機のおかげでロシア語が不安でも買うことができますよ。英語対応しております。使われる際は、事前にインターネットで列車を調べておくと安心でしょう。

 

ペテルブルクは観光都市です。市内にはツアーバスが走っており、日本語の案内もあります。エルミタージュを初め、数多くの素敵な観光地が私たちを待っています。自分もまだ十分に見尽くしていないので、また行こうと思っております。行かれたことがない方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

もし自分がペテルブルクに留学していたら。まずエルミタージュには飽きるほど通ったと思います。学生は無料で見学することができます。オケのコンサートにも通ったと思います。ペテルブルクで聞く音楽は素敵です。また、日本センターのスタッフの方がおっしゃっておりましたが、日本人学生が少ないそうです。ペテルブルクには日本語を学ばれている方が多くいらっしゃり、日本人と日本語で話す機会を待望されているそうです。より多くそういう方々と接するチャンスがあったのだと思います。

その日本センターなるものはペテルブルクの通りの一角にあります。こちらでは日本語の授業や、図書の貸し出しを一般人向けに行っているそうです。図書の数は多くはありませんが、ペテルブルクに留学する場合こちらで日本語文献などを探すこともできます。もちろん、日本語の図書館はモスクワにもあります。しかしモスクワにはドストエフスキーの『罪と罰』が全巻そろってないのですが、ペテルブルクはさすがです。全巻、しかも2セットそろっていました。この作品を図書館で読んで、物語の町、ペテルブルクを実際に散歩してみるのは一興でしょう。

 

サンクトペテルブルクの魅力をこのたかだか一回のレポートで表すことは不可能です。モスクワに住んでいますし。もっと気になる方は、ぜひいろいろ調べてみてください。ただ「地球上でもっとも抽象的で人工的な都市」の本当の魅力は、悔しいですが実際に生活しないとわからないのでしょう。

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(写真① 駅の自動券売機。ペテルブルクにて。)

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(写真② 特急「サプサン号」。予想外にも、定刻通りに発着、到着します。4時間の旅は楽しいです。)

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(写真③ 2つの夜行列車。実は夜行列車の旅が好きなんです。)

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(写真④ 晴れた日のぺテルブルク。いつもは曇りなので、この天気が見れたらラッキー)

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(写真⑤ 街中の景色、冬、凍てつく川。)

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